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『アバター』

2010年6月 4日 18:42

『アバター』映画『アバター』を観ました。監督のジェームス・キャメロンは宮崎駿のファンだそうで、この作品を『もののけ姫』に捧げたらしいですが、どことなくストーリーも似てなくはないですよね。それよりも先ず最初に感じたのは、いかにもアメリカ人が好きそうな戦争映画だなっていう事です。反米・反軍映画じゃないかという批判もあるほどの作品ですけど、ジャングルでの戦闘シーンはアメリカの戦争映画によく出てくるベトナムをも彷彿とさせるものがありました。
ところで、グレイスは死ぬ必要はないんじゃないかと思うんですけど、これは彼女が死んじゃった後のストーリー展開の為の犠牲って言うやつなんでしょうか。僕だったら彼女の方は助けて、命を掛けて戦ったジェイクは力及ばず死んでしまった。でも、彼はパンドラを救った地球人として代々英雄として称えられた...みたいな方がカッコイイと思うんですけどね。あれだけ沢山死んで森も滅茶苦茶にしといて、ハッピー・エンド的な終わり方はちょっと安易じゃないかなと思います。
「下半身不随の主人公がアバターになってる間だけは自由に走り回れる」って言う設定は凄いと思いますよ、夢があります。でもね、凄いのはそこだけですよ。最後は人間の体を捨てて、アバターに生まれ変わっちゃうなんてどこをどう考えても有り得ない。だってアバターは、結局のところ人間が生み出した「作り物」なんですからね。面白くないとは言わないですけど、一度観たら十分という感じでした。

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